テレビの最適な高さについて
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G.CRAFTのコラム
こんにちは。神戸でこだわりの注文住宅を建てるならG.CRAFTの鈴木です。
今日は、テレビのベストな位置についてお話させて頂きます。
テレビのベストな位置は、座った時の目の高さから10°~15°下と言われています。
48型のテレビを基準にお話したいと思います。
【テレビサイズ表】
テレビサイズ | テレビの高さ |
40V型 | 約50cm |
48V型 | 約59cm |
55V型 | 約68cm |
60V型 | 約75cm |
まずはソファに座った時の床から目の高さを計算してみましょう。
例えば170cmの身長の方で計算してみます。
まず人が座った座高の高さはおおおそ身長×0.55なので、
170cm×0.55=93cm (平均的には90cm)
頭のてっぺんから目までの距離は13cm程なので、座高から13cm引きます。
93cm-13cm=80cm →これが座高(お尻から目の高さまで)
ソファの高さは一般的に多いのが40cmです。
ソファの座面40cm+お尻から目までの高さ80cm=120cm
ソファに座ると、後ろにもたれたり、少し体が沈んだりするので、そこから5cm程マイナスすると、
ソファに座った時の目の高さは床から115cmと想定します。
さらに、先に述べたようにテレビの中央位置が目の高さより15°程下にあるのがベストだとすると、
テレビの中央が床から100cm程の場所にあるのが良いと言えます。
ただ、家族全員の身長差を考慮すると、テレビの位置が目線より高いのはオススメできないことから、低めの位置に設置しましょう。
ソファに座って見るだけでなく、床に座って見る事があるのであれば、なおさらです。
座る位置によって最適な高さは変わる
座る場所:床 ⇒ 壁掛けテレビの最適な高さ:70㎝~75㎝
座る場所:高さが低いソファ ⇒ 壁掛けテレビの最適な高さ:90㎝~95㎝
座る場所:高さが一般的なソファ(40cm前後) ⇒ 壁掛けテレビの最適な高さ:100㎝~115㎝
※高さは、床からテレビ中央の位置までを指しています。
大型のテレビになれば、当然テレビの高さも変わりますので、選ぶソファの座面の高さとテレビの大きさを考慮して検討してくださいね。
迷ったときは長時間テレビをみるであろう位置を想定して決めてください。
また、置き型テレビの場合は、テレビの脚の高さも計算に入れてください。
ソファからテレビまでの距離の決め方
テレビの高さと共に重要なのが、ソファからテレビまでの距離です。
実は、テレビの大きさやタイプによっておすすめの視聴距離があります。テレビの購入はこれからという方にはぜひ押さえてもらいたいポイントです。
4Kのテレビで考えてみましょう。
テレビとソファの最適距離の計算方法は「画面の高さ×1.5」。つまり、テレビサイズが48V型だと、画面の縦の高さが約60cmで、「約60cm×1.5=約90cm」になります。
ソファからテレビまでの距離が90cm程がおすすめの視聴距離の目安になります。
テレビとソファのレイアウトパターンにもよりますが、8畳程度のリビングなら55v型以上(視聴距離約102cm)、10畳程度なら65v型以上(視聴距離約120cm)、16畳程度なら75v型以上(視聴距離約140cm)を基準にすれば快適に視聴できるテレビサイズも決まってくるでしょう。
フルHDのテレビの計算は、画面の縦の高さ×3.0で計算するので、「約60cm×3=約180cm」となります。
※視聴環境や体調などで、快適に見える距離には個人差があります。
ぜひ参考にしてみてください♪