壁掛けテレビと造作テレビボード
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スタッフブログ
こんにちは!神戸でこだわりの注文住宅を建てるならG.CRAFTの現場監督水澤です。
今回は、テレビを壁掛けにする場合と、それに合わせた造作テレビボードについてお話ししたいと思います。
テレビを壁掛けにするスタイルは、もはや定番になりつつあるほど人気ですよね。
テレビをフロートさせることで、テレビボードの掃除も楽になり、空間の省エネにもなる上に、小さいお子様がいる場合はテレビの転倒などの心配もありません。
施工段階から予定しておけば、配線が露出しないように配置計画が出来て、見た目もスッキリするためとても人気です。
以前竣工した芦屋市のマンションリノベーションでも、当初の打ち合わせでテレビを壁掛けにしたいとのご要望がありました。
お客様は、アート作品や家具とのバランスを非常に大事にされておられましたので、リビングダイニングをよりすっきりと、上品に演出するためのプランを作成させて頂きました。
その演出の一環として、フロートタイプのテレビボードを提案させていただきました。
フロートタイプのテレビボードは家具メーカーさんや建材メーカーさんなどでも数多く販売されていますが、
今回私たちがあえて造作させて頂いた理由は、
空間にあったサイズ(既製品では無い)で、テレビの大きさと高さとのバランスを完璧に演出したかったからです。
まず、図面で設計段階からTV・スピーカー・家具の配置をしっかりと落とし込んでご提案。
この情報をもとに、私は家具屋さんと打ち合わせをし、施工図を作成します。
施工図ができたら、お客様に承認を頂きます。
また、電気の配線やスピーカーの接続方法もこの時に考えておきます。
お客様の承認を頂きましたら、製作に取りかかり、家具はおおよそ2週間ほどで完成します。
一般的に住宅の壁に使用されるのはプラスターボード12mm(石膏ボード)なのですが、重量のあるものはビスで取り付けると落下する恐れがあるため、必ず下地が必要です。
そのため、当然ですがリノベーション時には、打ち合わせで事前にテレビを壁掛けにしたい、ここに棚を付けたいといった下地が必要な箇所について確認しておく必要があります。
造作テレビボードが設置されました!
テレビとスピーカーを設置して完了。
ちなみにテレビを設置する高さについては、どのような姿勢で見る予定なのか、さらにはどのソファや椅子でテレビを見る予定なのかまで、わかっている範囲でお答えいただき、設置する高さを算出します。
(この高さが非常に重要!!)
テレビの最適な高さについてはこちらのブログでご説明しています。
以上が、壁掛けTVと造作家具についてのご紹介でした。
お住まいのリノベーションや新築の際には、ぜひお気軽にご相談ください。皆様の理想の住まいづくりを全力でサポートさせていただきます。