大阪にある料亭「鯛よし百番」
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こんにちは。神戸でこだわりの注文住宅を建てるならG.CRAFTの設計吉川です。
大阪 新今宮駅から徒歩約10分のところに、料亭「鯛よし百番」というお店があります。
このお店は飛田新地と呼ばれる地区にあり、大正時代に建てられ、かつて遊郭として使用されていた建物です。
建物の完成年はよくわかっていないようですが、飛田遊郭開業の大正7年からしばらく後の、大正14年から昭和3年の間とされているようです。
参考サイト:登録有形文化財のお食事処「鯛よし百番」 | (hyakuban.jp)
昭和31年に所有者が大がかりな改装を行い、日光東照宮の陽明門を模した応接間の入り口や桃山風の派手な装飾が制作されました。
現在は料亭として営業されていますが、居酒屋として営業されていた時期もあり、気軽にお店に出入りすることができます。
女性用トイレがなかったのが印象的でした。
歴史的建築物 登録有形文化財として、今後もこの建物を後世に残していくために、
令和3年6月から8月にかけて地元有志による鯛よし百番保存修復プロジェクトとして、建物の保存修復のためのクラウドファンディングが実施されました。
目標金額が達成され、少しずつ補修工事が始まったようです。
この貴重な近代和風建築物を守っていきたいという皆さんの意識の強さを感じました。
料亭 「鯛よし百番」はVR撮影されていて、閲覧可能です。
是非この貴重な歴史的建築物をVR映像でお楽しみ下さい。