blog

漆喰のこと

Category:

G.CRAFTのコラム

漆喰のこと

漆喰(しっくい)は、住宅建築や内装仕上げに使用される伝統的な建築材料で、日本を含む世界中で広く使用されています。
職人技の美しい仕上がりと、内部空間に温かみと風格を加えてくれる漆喰。
今日は天然由来の漆喰の基礎知識をお話させて頂こうと思います^^ 

漆喰の歴史は古い

漆喰(しっくい)は、住宅建築や内装仕上げに使用される伝統的な建築材料で、日本を含む世界中で広く使用されており、その職人技の美しい仕上がりと、内部空間に温かみと風格を加えてくれます。

漆喰のメリットとデメリットを、メンテナンスや費用面も踏まえながらご説明します。

 

漆喰のメリット

メリット1. 環境にも人にも優しい建材

漆喰は石灰岩などの天然鉱石から作られ、水と反応して硬化します。主成分である石灰は、環境に優しい材料として知られています。

また、漆喰は静電気をため込まない性質を持っているため、ほこりやゴミなどが付着しにくいのも特長のひとつです。

 

メリット2. 調湿性に優れている

漆喰はその優れた調湿の特徴から、「呼吸する壁」と呼ばれています。多孔質で無数の小さな穴があり、その表面で湿度が高い場合に湿気を吸収し、乾燥した場合には湿気を放出します。これにより、室内環境を快適に保ち、カビの発生も防ぎます。

 

メリット3. メンテナンスが簡単

これが漆喰の最大のメリットかもしれません。

 

近年の住宅では、低コストや工期の短縮といった点から、ビニールクロスを貼って壁を仕上げることが一般的です。低価格で施工することができる一方で、クロスは経年劣化が進みやすく、定期的に張り替えなどを行わなければなりません。

 

漆喰の場合、正しい工程を踏んで施工された漆喰壁は、長時間経過してもほとんど見た目の変化がありません。

経年劣化するどころか、漆喰は二酸化炭素を吸収して硬化するため、年月を経るほどに耐久性が向上するのです。

正しくメンテナンスをすれば、100年以上持つとも言われています。

お城の壁に使われているのも漆喰なのは納得ですよね。

 

また、小さなお子様のいる家庭の場合、真っ白でこだわりの綺麗な漆喰の壁に落書きされたらどうしよう!と、ご心配される方もいるかと思います。

ダイナミックに落書きされてしまった場合、ビニールクロスですとその部分を張り替えないといけません。しかし漆喰の壁であれば、落書きした上から薄く漆喰を上塗りすれば、きれいにすることができます。

ビニールクロスの張り替えとなると、その部分だけ・・という張り替えは難しく、コストがかかります。そういった事と比較すると、漆喰は簡単な作業で落書きを消すことができます。

ちなみにちょっとした汚れであれば、自宅にある消しゴムを使ってきれいに消せます。メンテナンスしやすいところが漆喰の最大のメリットです。

 

メリット4. 耐火性と吸音性に優れている

漆喰は燃えにくい性質を持っているため、耐火性がとても高いという特徴があります。

また、もし万が一燃えてしまった場合も、ダイオキシンのような有害なガスが発生しないこともポイントの1つ。環境にも人にも優しい素材です。

 

漆喰は音が通りにくい性質があるので、高い防音性が期待できます

素材の凹凸があればあるほどその効果を発揮できる吸音性と、素材の密度が高ければ高いほどその効果を発揮する遮音性の二つの性質を持つのが漆喰です。 先にも述べたように、漆喰は月日が経つごとに密度は高くなっていき、多孔質構造なので、防音効果が期待できます。

 

 

ここまでたくさんメリットをお伝えさせて頂きましたが、気を付けなければいけない点もあります。

漆喰のデメリット

デメリット1. コストがかかる

漆喰壁の一番のデメリットと言われているのが、施工に手間と時間がかかることです。

漆喰壁は、養生をして下塗りをし、その後に仕上げ塗りをするという長い工程を経て、ようやく完成します。

施工に手間と時間がかかるということは、費用もかかります。しかしながら、初期費用はかかりますが、クロスのように定期的な張り替えの必要がないため、結果的にはコストパフォーマンスに優れているという考え方もあります。

 

デメリット2. ひび割れが発生することがある

施工の手順に問題があったり、環境が適していなかったりする場合に、ひび割れが起こりやすいと言われています。

万が一ひび割れが起こっても、上塗りすることで対処は可能ですが、上塗りの手間があるという点は考慮しておいた方が良いかもしれません。

また、地震などの建物自体の揺れによってもヒビは入る可能性がありますが、これはクロスでも同じことが言えます。

 

まとめ

漆喰は伝統的な建築材料であり、その美しさと機能性から現代でも大変人気のある壁材です。

多くの建築プロジェクトで使用されており、その特徴から、防音性を必要とする建物や保育園などの人への安全性や快適性に配慮した建築物に多く使用されています。

メンテナンスが大変そう・・と敬遠されがちですが、実は漆喰は魅力的な選択肢ではないでしょうか。

 

漆喰の施工事例を詳しく見る