発泡ウレタンとグラスウール、断熱材はどれがいい?
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G.CRAFTのコラム
こんにちは。神戸でこだわりの注文住宅を建てるならG.CRAFT広報の鈴木です。
今日はよく比較検討される発泡ウレタンとグラスウールの違いについて解説したいと思います。
断熱材の重要性
高気密高断熱の高性能住宅がかなり浸透してきています。
その背景には「建築物省エネ法」の改正を軸に建築が進むため、住宅を建てる人に
とってはますます重要になっているからです。
気密性や断熱性は、断熱材だけで語れる話ではなく、施工技術や使用する建材など、様々な要因があります。
しかし、やはり断熱材はその字のごとく、「熱」を「断つ」ための素材であり、家の非常に重要な部分と言えます。
G.CRAFTでは発泡ウレタン吹付断熱を採用
弊社では発泡ウレタン吹付断熱と呼ばれる断熱材を採用しています。
発泡ウレタン吹付断熱とは
吹付断熱とは、断熱素材を屋根や天井、壁、床へ直接吹き付ける断熱方法のことを言い、液状の素材を霧状に吹き付けることで発砲・硬化させ、スポンジ状に変化させます。
壁などに付着した発泡性ウレタンには細かい気泡が生成され、その細かい気泡に空気をためることにより断熱性能を高めています。
従来の断熱材に比べて断熱性が高く、空気を通さない性質から気密性も確保でき、さらに吹付断熱は、細い隙間にも断熱材を吹き付けることができるため、また接着性が高いため高い気密性を確保することができます。
ほかにもこんなメリットが
ウレタンフォームはシックハウスの原因となるホルムアルデヒドも含まない、環境に優しい断熱材です。
冷蔵庫や自動販売機、宇宙ロケットにまで使用されるなど断熱性能が高い材料です。
①遮音・吸音性にすぐれている
ウレタン吹付断熱は、外壁と内壁の間に隙間なくウレタンを吹き付けて密着させるため、防音効果があります。無数の空気が壁の中にあることで、外からの音が伝わりにくくなり、防音性を高めてくれます。
②壁内の結露やカビが発生しにくくなる
ウレタン吹付断熱は、気密性が高いため、壁と壁の間に空間ができにくく、結露が発生しにくいのもメリットの一つです。
③グラスウールより省エネ性が高い
断熱性が高いという事は、そのまま省エネ性の高さに直結します。
ではグラスウールはどうなの?
実は住宅に採用されるようになってからまだ歴史の浅い「発泡ウレタン」。
よく、発泡ウレタンとグラスウールが比較されますが、もちろんどちらも断熱材として優れており問題なく作用します。
どちらにもメリットデメリットがありますし、一般的にグラスウールより断熱性が高いと言われている発泡ウレタンですが、「グラスウール」を採用しても、厚みがあれば発泡ウレタンをしのぐ断熱性を発揮します。
しかしグラスウールはその形状により、どんなに腕の良い職人が施工しても、隙間を完璧に埋めることは不可能です。
その点発泡ウレタンは吹付施工をするので、物理的に隙間なく埋めることが出来、結果的に気密性・断熱性が高いという結果が出るのです。
同じ厚みで比較した場合、「発泡ウレタン」のほうが断熱性は高いという数値があるのは事実です。しかし先にも述べたように、実際には住宅の断熱性は素材本体の性能だけでは判断できません。
なぜなら、断熱材は素材や厚み、施工状態を含めたトータルで判断するからです。
まとめ
施主様を悩ませる断熱材の選択。。
結局どれがいいのか、調べても調べてもネット上では施工主都合でメリットを掲げる内容が多いように思います。
最後は納得して選ぶという事が一番大切かと思います。
ご不明点はしっかりとご説明させて頂きますので、ご質問は何なりとお問い合わせくださいね^^