素材美が際立つメゾネットマンションリノベーション – 東灘区

ご家族の健康に配慮し、天然・自然素材にこだわり、ディテールへの追求が光るK様邸のリノベーションは、
Instagramで私たちの施工事例をご覧いただいたことから始まりました。

当初からK様が熱望されていたのは、健康へ配慮した内装材とデザイン性のバランス。
化学薬品アレルギーをお持ちのご家族がいらっしゃるため、内装材には天然素材を数多く採用しました。
壁には調湿性に優れた珪藻土のクロスを、床にはフローリングを。脱衣所の床材には、水回りでの使用にも適したサイザル（麻）を採用し、素足に心地よい感触と、独特の風合いが空間に温かみを添えています。
これらの素材は、見た目の美しさだけでなく、室内の空気環境を整え、ご家族が安心して暮らせる空間を実現しています。

また、機能的でありながらもデザイン性のあるキッチンには、まるでレストランのような高火力で重厚感のある”ASKO”の4口コンロ、食洗器は"BOSCH"を採用。
これらのツール全てを融合させるために数あるキッチンブランドの中から選ばれたのは"Hanssem"でした。

Hanssemはステンレスでも厚みをおさえた洗練された印象の天板を扱っており、面材の木の素材が持つ温かみと、ステンレスのクールさが絶妙に融合し、LDK全体の雰囲気を一層引き立てています。

そして、そのキッチンを見渡せるダイニングには、空間を最大限に有効活用したベンチシートを造作。ご家族や友人が集う際にも、ゆったりと腰掛けられる心地よい特等席となりました。

随所に散りばめられたアール壁が直線的な空間に柔らかな曲線が加わることで、空間に奥行きと広がりが生まれ、まるでギャラリーのような雰囲気に。
さらに真鍮の見切り材は光の当たり方で表情を変える輝きが、空間に上質なアクセントを加えています。

照明計画にも、Ｋ様のこだわりが光ります。
「やや暗めが好き」というご要望を受け、各照明の配置や種類を綿密に計画しました。必要に応じて明るさを調整できる調光機能も備え、時間帯やシーンによって最適な光の演出を可能にしています。
間接照明や、壁を彩るアップライトなど、光と影のコントラストが、空間に奥行きと落ち着きを与えています。


デザイン性と機能性、そして健康への配慮が三位一体となった、唯一無二の住まいとなりました。